8月30日に開催されました「ワインが喜ぶ食事会」の報告です。
今年の夏は短か過ぎました。
もっと残暑が厳しい中のワイン会の予定だったので
「夏には白ワイン!!」と思ってのテーマでしたが、こんな気候なら赤も飲みたかった・・・
と言う声も聞こえてきそうでした。
さて今回のテーマは
『 Vin Blanc 』夏だからいろんな白を飲みましょう!といろんな国のあまり飲んだことのない品種を選びました。

1皿目です
冷たいトマトのタプナード
ワインは
Fritsch Gruner Veltliner Wagram 2008
夏と言えばトマトです。美味しいフルーツトマトをそのままタプナードソースに絡めて
ワインはオーストリアのフリッチのグリューナー・フルトリナー・ワグラム。
オーストリアを代表する白ぶどう品種 「グリューナー・フルトリナー」を使ったワイン。
ウィーンから60kmほど西のぶどうの栽培地域、ドナウ河流域のドナウランド地方のワグラムに位置します。
ドイツワインの特徴がありますが、ややスパイシーでソフトな酸味が特徴。
女性に人気のある飲みやすいワインです。
トマトの甘味と酸味、タプナードの塩気との相性はバツグンです。
2皿目は
黒毛和牛のタルタル サラダ仕立て
ワインは
As Laxas Val do Sosego Albarino 2006
新鮮な鹿児島産黒毛和牛のタルタルをライスサラダにのせて。バルサミコのソースで。
タルタルには、ケイパー、ピクルス、そこに伝説の冷凍卵黄を使って。
(クレセントオープン当時の人気のアミューズでしたが、手間がかかるので現在はやってないんです。)
ワインはスペインを代表する白ぶどうリアス・バイシャスの「アルバリーニョ種」を。
スッキリとドライで活き活きとした酸味が特徴。
「リアス式海岸」は、この地方の入り組んだ海岸線からそう呼ばれるようになりました。
3皿目は
カレーの香る車エビのポワレ 青リンゴのソース
ワインは
Hewitson Lu Lu-V Viognier 2006
ソースは車エビのフュメを使いカレーをスパイスに。
ワインがオーストラリアらしい果実味たっぷりのヴィオニエ種の白で、
アプリコットやピーチそれと華やかな花の香りが印象的です。
(デュティーフリーショップの香水売り場みたいな・・・外国の香り)
ヴィオニエ種がこんなに濃厚になるの?と思うくらいのワインでした。
ワイン名「 Lu-Lu 」は奥さんの愛称だそうで、
「はっはーん!なるほどね。」
思わず「ごちそうさまです」と言ってしまいそうなワインでした。
4皿目は
芋もち豚のグリル ソース・シャスール
ワインは
Nederburg Chardonnay 2007
昔、「美味い白ワインやなぁ!」と思ったのがこんなシャルドネのワインです。
かなり濃厚でリンゴ、マンゴーなどのトロピカルフルーツ的な香り。
でも、しっかり酸味もあり程良い肉付きのあるグラマーなワインです。
料理の構成からいってもやはりここは肉系を持ってこないと・・・
という事で、満場一致の豚肉に。
ソースに切れのあるソース・シャスールを。
エシャロット、白ワイン、豚のフォン、シェリーヴィネガー。
お口直しのデザートはさっぱりと程よい口どけのソルヴェで

桃とスパークリングのソルヴェ(上)、梨のソルヴェ(下)
白ワインがテーマなので、淡い色のデセールで
初参加の方もいらっしゃったのですが、大盛り上がりのワイン会でした。





今回もご参加いただきありがとうございました。
次回は 9月27日(日)19時より
第23回 「 ワインが喜ぶ食事会 」
今度のワインは凄いです!はい!
P.S.宮本さん、今回は寄った画像でいきました!いかがですか?