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クリスマス・ディナー
2008年のクリスマス・ディナーです。


クリスマスカラーをあしらったアミューズ
天然車エビとヒオウギ貝

アミューズ


イベリコ豚とフォアグラのテリーヌ

イベリコテリーヌ


オニオングラタンスープ

オニオングラタン


伊勢えびのサラダ

伊勢えびサラダ


岩手 前沢牛のステーキ

黒毛和牛



デセール フロマージュ・ブラン

デセール



本日、無事に終了しました。

来て頂いたお客様、本当にありがとうございました。
また来年もお会いできることを・・・


ちなみに、クリスマス・ウィークから 黒毛の和牛は、「岩手の前沢牛」を使っております。
ランチ、ディナーともにお召し上がりいただけます。
霜の降りが絶妙で、柔らかく美味です。

お早めにどうぞ!
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[2008/12/25 23:21 ] | お知らせ | コメント(0) | トラックバック(0)
クリスマスです
今年もクリスマス突入です。

入口にはこんな本物の「シュー」で作ったクリスマスツリーを飾ってます。

たしか、去年はこれを酔っ払って食べた人がいました。
接着スプレーで固めてあるので害はあります。言ったんですが、
「大丈夫。大丈夫!」と言って食べて帰られました。
クレームになってないので、大丈夫だったんでしょう。
その後、何も言われませんでしたから・・・。

ツリー



クリスマスに向けて沼津の5kg物の真鯛です。

こんな大物、大相撲の優勝の時くらいしか見ないですね。

天鯛


まな板の鯉ならぬ、まな板の鯛です。
愛らしいお目目かな?
いかりや長介以上のクチビルです。
「クリスマスは関係ないよ!」とでも言ってるんですかね・・・?

鯛顔


クリスマス・ディナーの予約状況は

24日(水) 早い時間は満席です。 21時以降なら多少OKです。

25日(木) 多少の余裕ありです。早めにご予約を
   尚、25日は通常メニューもやってます。
[2008/12/23 23:56 ] | お知らせ | コメント(0) | トラックバック(0)
12月のグラスワイン
12月の・・・といっても、もう19日です。
クリスマスの・・・と言った方が良かったのですが、今月のグラスワインです。


シャンパーニュは 「Leblond Lenoir Brut NV / ルブロン・ルノワール・ブリュット」

オーブ地区の新世代の造り手の注目株です。
RM(レコルタン・マニュピュラン)の魂とも言える最上キュヴェは、セカンド・ヴィンテージが「ギド・アシェット」で評価されたりフランスのワインショップがこぞって取り扱いを開始するなど、現地で大きな注目を集めています。
当店で扱うスタンダード・キュヴェも、ピノノワールを主体にシャルドネとピノブランをブレンドした、コストパフォーマンスの高い秀作です。
少し泡が落ち着いてからが、ワイン本来の味わいが出てきます。
エチケットもクリスマスらしい絵柄です。

ルブロン・ルノワール






白ワインは  「Fleur de Lotus 2003 Josmeyer / フルール・ド・ロテュス ジョスメイヤー」
 ピノ・ブラン40%、ゲヴェルツトラミネール36%、ピノ・グリ16%、リースリング8%

フランス北部アルザス地方のワイン造りの名手、ジョスメイヤー。
ジョスメイヤー社では2001年より全てのぶどう畑において、有機農法とビオデナミによる栽培方法に置き換えられました。
近年ワイン界に多大な影響をあたえ、ぶどう造りと思想や哲学の根本となりつつあるバイオダイナミックス法というのは、単なる有機栽培だけにとどまらず自然と一体となったワイン造りをめざします。
これによりジョスメイヤーはアルザスを代表するビオデナミの先鋭となりました。

今回使っているこのワイン。2002年ファーストリリースと同時に多くのワインファンを魅了している「フルール・ド・ロテュス」=「蓮の花」という名の辛口白ワインです!
白い花、蓮の花?のような華やかな香りと、甘いフルーツの香り。
南国のフルーツを思わせるエキゾティックな味わいで、辛口ながら上品なスパイスを感じます。
華やかな心地よい余韻の白ワインです。
なぜか日本語で「蓮」と書いてあるところもエエ感じです。

ロテュス





「Hautes Cotes de Nuits 1999 Lecheneaut / オート・コート・ド・ニュイ レシュノー 」

ブルゴーニュの造り手で、ここ数年のレシュノー人気には目を見張るものがあり、
最上のキュヴェであるクロ・ド・ラ・ロシュ、それにプルミエ・クリュの入手は非常に困難を極める状態となっています。漫画「神の雫」で取り上げられたこともあり、ますます見かけることが少なくなってしまいました。

ワインは現在ブルゴーニュで主流をなす、深い色合いと濃厚な果実味、そして滑らかなタンニンというスタイル。とはいえ、出すぎた果実味等はなく、バランスにも優れた奥行きも十分の、ともかくおいしいブルゴーニュであり、かなり高い満足感がどのキュヴェでも得られます。
また、赤がメインのドメーヌですが、オート・コート・ド・ニュイやアリゴテの白など、赤に劣らぬ果実味に満ちた味わいの白を少量造っています。
しかも、今回はその貴重な白の1999年ヴィンテージです。
エチケットも昔の絵柄で、今の洗練されたイメージと少し違います。

味わいは、果実味が十分あり、ボーヌのシャルドネとは違う青っぽさがあります。
もう少し、ひねた味?があるかと思いましたが、ぜんぜん円やかで美味いです。
赤ワインの造り手さんの白ワインは結構美味いってのが自論です。(逆のしかりですが)

オート・コート白






赤ワインです。 「Ch.Beaumont 1996 / シャトー・ボーモン」

ボルドー、オーメドックのクリュ・ブルジョワです。
日本の大手メーカー サントリーの所有となってから年々品質も向上しています。
安定感のある品質と飲みやすいスタイルです。

シャトーは、ボーモン(美しい山)の名の通り、なだらかな斜面がガロンヌ河に向かって続いており、
ワインづくりに最適な微気候を形づくっています。

105haにおよぶ畑全体がほぼ均質な砂まじりのレキ土壌におおわれており、
畑としての潜在力は充分です。
フランスワインの権威として知られるエミール・ペイノー博士も「サンジュリアンに似た土壌で、
畑としてのポテンシャルはグラン クリュに匹敵する」と高く評価しています。

植え付け品種はカベルネ・ソーヴィニヨン62%、メルロ30%、カベルネ・フラン5%、プティ・ヴェルド3%。
近代的な技術と伝統的な醸造法を組み合わせ、力強く、かつエレガントで調和のとれたまろやかな
ワインをつくり上げています。

96年のいいヴィンテージが出てきたので思わず入れました。
ええ塩梅で熟成しています。他の地区のワインでは味わえない枯れ方です。
まさにボルドー。これが「スーボワ」です。
疲れた身体に染み渡ります。

ボーモン96





ブルゴーニュ赤です。
今回の目玉品です。 「Bourgogne Rouge 2006 Claude Dugat / 
               ブルゴーニュ・ルージュ クロード・デュガ 」

高騰が止まらないフランスワインの中でも、以前から高かったクロード・デュガです。
人気も価格もトップクラスの生産者です。
DRCやルロワを脅かすほどの評価をされています。
最上級キュヴェのグリオット・シャンベルタンは10万円位はします。
頑張って買えてヴィラージュクラス?(でも15000円位はしますが・・・)

そんなワインを今回はグラスワインでお飲みいただけます。
早いもの勝ちです。今年最後のビッグなプレゼントです。

1杯 1,500円
ボトル 8,500円です。


無くなり次第終了です。

デュガACブル06

早く飲みに来てくださいね。
[2008/12/18 15:12 ] | Wine | コメント(0) | トラックバック(0)
ラ・ベカス
山シギはフランス語で 『ベカス』 と言い、鳥類の中ではジビエの王様と言われています。
捕獲するのは難しいし、絶対数も少ない。その貴重なベカスが日本に入ってくるのも少なく、
なかなかお目にかかるのも難しい。
ジビエの中でもっとも珍重されているのが 『ベカス』 です。

そして今年も、毎年楽しみに待っていらしているお客様にお出しすることが出来ました。
今シーズン、最初で最後の入荷になるかも・・・と取引先の方も言ってました。




生ベカス


ベカスはローストして食べる。特徴的なのが、内蔵をソースに使うこと。
他にもそうやって食べるジビエはありますが、このベカスに関しては内蔵なくしては語れません。
そしてベカスはクチバシが長くて、頭が小さい。
この頭も食べるのがベカスの食べ方。
すごく貴重で、しかも美味しい。それがベカスです。



ベカス


『ベカスのビスク仕立て』

いつも来ていただいているジビエ大好きのこのお客様。
当店でベカスをお召し上がりいただくのが今回で3回目となるので、
あえてベカスの繊細さを出した料理にしました。

玉の当たりも悪く血があまり体内に残ってなかったこともあり、
身は繊細さを、ソースも骨、ガラを砕いて、そして内臓を使って、
でもあえてフォンなど何も足さず、クリアーなソースに。

付け合せのアワビタケをしっかりした味付けにしました。


本来のジビエが持つ獣香は少ないですが、
これもまた、ジビエです。

Lシャンベルタン


合わせたワインは 『ラトリシエール・シャンベルタン 2001 ジャン・ルイ・トラペ』
繊細さと力強さを併せ持った偉大なるワインです。
口に含んだときよりも、飲み込んだ後の余韻が圧倒的に長く、素晴らしいワインでした。


今年もまたいい経験をさせていただきました。

ありがとうございました。
[2008/12/17 17:44 ] | お知らせ | コメント(0) | トラックバック(0)
第14回 ワインが喜ぶ食事会 のご報告
12月7日(日)に開催されました、 ワインが喜ぶ食事会 のご報告です。

本年最後という事で、たくさんの方に参加していただきました。

本当にありがとうございました。

初参加の方もけっこういらしたので、最初はみなさん緊張ぎみのスタートでしたが
盃が進むごとに盛り上がりを見せ、メインを食べる頃には大盛り上がりでした。


さて、今回のテーマは 「スタンダード」 でした。

会も14回を迎え、初心に戻ってワインの定番の飲み方で料理を合わせていきました。



まず一皿目です。

『 北海道産毛ガニとトリュフ そのコライユのヴィネグレット 』

ワインは クレマン・ド・ブルゴーニュ・ロゼ NV  ルイ・ブイヨ


当日届いた北海道産の毛ガニをスチームにかけサラダ仕立てに 味のギュッと詰まったサラダです。
贅沢にトリュフを使い香りのアクセントに。
ワインは、シャンパーニュと行きたいところですが、コストパフォーマンスの高いクレマン・ロゼを
合わせました。ピノ・ノワール100%ということもあり、ふくよかな味わい。
へたなシャンパーニュより断然美味しかった。

毛ガニとトリュフ



2皿目です。

『 白子のポテト包み焼き 柚子のブールブラン サラダ仕立て 』

ワインは シャトー・ボア・マロ’06 ボルドー、アントル・ドゥ・メール です。


白子に細くスライスしたポテトを衣代わりにして揚げました。
クリーミーな白子にポテトの香ばしさが加わり、重すぎずええ塩梅でした。
ナイフを差し込むととろみのある白子が・・・うぉっ。たまらん!

ボルドー・アントル・ドゥ・メールの白、ソーヴィニヨン・ブラン55%、セミヨン45%のセパージュ。
単体で飲むと、少し物足りなさを感じるワインですが、料理と合わせることによって
美味しくなるという典型的な例ではなかったでしょうか。

白子のポテト


3皿目です。

『 黒ムツのポワレ ポワローのウルーテ オマールのジュのアクセント 』

ワインは ブルゴーニュ・ルージュ’06 ロブレ・モノ


赤ワインに魚介を合わせるというパターンでした。
以前もNZのフェルトン・ロードのピノ・ノワールに魚を合わせましたが
今回は 沼津の黒ムツを持ってきました。
脂ののってきた黒ムツに白ネギのクリーミーなソース、その上にオマールのジュでとったソースを。
赤ワインにも負けないソースです。

ワインは、近年ビオで注目の生産者 ロブレ・モノのブルゴーニュ・ピノ・ノワールです。
まだ、少し若さの残る’06でしたが、十分にポテンシャルは発揮していて
ボーヌらしい、しっかり黒っぽい果実のニュアンスがありました。

黒ムツのポワレ



4皿目です。

『 仔イノシシのガイエット キャレとともに
  そのジュでとった ソース・ポワブラード 』

ワインは シャトー・メイネイ’01 ボルドー、サン・テステフ


今回のメインです。ジビエです。
仔イノシシを存分に使った一皿です。
イノシシの内臓を使った詰め物。ハンバーグみたいなもの ガイエット です。
しっかり、背肉の部分もロティにしてます。
ソースは古典的なポワブラード。黒コショウのソースです。
フランス産の栗とともに。
豚と栗って相性いいんですよ!

ワインはクリュ・ブルジョワクラスですが、サン・テステフの個性をしっかりと出している
シャトー・メイネイです。メドックの格付けがもし改正されたらランクイン間違い無しといわれている
ほどの実力のワインです。
イノシシの獣香と黒コショウ、栗のまったりとした感じ。しっかりと受け止めてくれるワインです。
’01の程よく熟成感が出てきているところもバッチリでした。

仔イノシシ




5皿目です。

『 フロマージュ ロックフォール & ブルソー 』

ワインは モンバジャック’05 です。


最後はフロマージュとデザートワインで締めくくりです。
なかなかディナーを食べに行ってここまで辿り着く人は少ないのではないでしょうか。
ボルドー西南のモンバジャックのデザートワインです。
フロマージュは 代表的な組み合わせ 3大ブルーチーズ「ロックフォール・パピヨン」と
フレッシュチーズ「ブルソー」です。
ロックフォールの羊乳のピリッとした塩気をデザートワインが優しく包み込みます。
また、ブルソーにはハチミツをかけデザート的なニュアンスを作りました。

furoma-ju




そして デザートです。

 『パリブレスト』

一足早いクリスマス気分を味わってもらおうとご用意しました。
本来は「自転車の車輪」をイメージしていますが、クリスマス・リースにも見えるでしょ!


パリブレスト




今回のワインです。

ワイン




そして、大盛り上がりのゲストの方々です。

ゲスト1


ゲスト2




シェフも熱く何やら語っております。
大きく手を広げてますが何の大きさでしょうか?

シェフ




さて今回は本当に美味しいワインと料理が好きという方が集まってくれました。
老若男女、個性的な方ばかりでした。
楽しい会になって良かったです。
本当にありがとうございました。

来年も早速1月からスタートします。

ワインクレージ 岩田 和久君のたっての希望で
1月25日(日)に決まりました。

正月のめでたい会に、是非またご参加を!

詳しい内容は、決まり次第ご提案します。


PS:今回も写真提供は宮本様です。
   いつもいつもありがとうございます。
[2008/12/09 17:18 ] | お知らせ | コメント(0) | トラックバック(0)
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