毎月ご案内している訳ではないのですが
只今お出ししているグラスワインです。

【Champagne】 Yann Arexandre Selecion Brut NV グラス1,500円
モンターニュ・ド・ランスの南西部コルマの地に1850年代からワイン造りの歴史をもつR・Mシャンパーニュ。
自然派リュットレゾネ農法で育てられた樹齢20~50年のピノとシャルドネを手摘み100%。キュヴェ(一番搾り)のみ使用。瓶内熟成最低5年(60ヶ月)以上。しかもデゴルジュ後も3ヶ月以上静止を行い出荷という超こだわり。フレッシュで切れの良い味わいながらワインに複雑さを感じさせる細かい泡立ちと、ドサージュ10gを感じさせないドライなフィニッシュです。 余韻に瓶熟の長さが感じられます。
ブドウ品種は ピノ・ムニエ65%、シャルドネ25%、ピノ・ノワール10%

【Blanc】 Petit Bourgeois Sauvignon Blanc 2008 Henri Bourgeois グラス800円
ヴァン・ド・ペイ・ヴァレ・ド・ロワール
ブドウ品種 ソーヴィニヨン・ブラン100%
平均樹齢は10-40年、土壌は白亜質土壌。
ロワールの丘の斜面から収穫された良質な葡萄を選別。温度管理しながらステンレスタンクで発酵、澱との接触は約3ヶ月間。この価格帯のワインとしては異例の果実の質の高さがワイン自体のピュアな香と上品で質の高い酸を実現しています。
このサンセールを代表する造り手、アンリ・ブルジョワが造るプティ・ブルジョワは、サンセールらしいミネラル感たっぷりのソーヴィニヨン・ブラン、とても若々しく爽やかなアロマと味わいです。
外観は緑がかったレモンイエロー、若々しく気泡も見られます。青草、ハーブ、グレープフルーツ、ミネラルなど若々しく爽やかな香り。酸は高く、ミネラル感たっぷりの爽やかな味わいです。
初夏を感じさせるこの季節にぴったりの爽やかな白ワインです。

【Blanc】 Kisvin Koshu 2008 シャトー酒折ワイナリー グラス1,000円
「Kisvin」とは、栽培家池川仁氏、萩原康弘氏を中心に醸造用ブドウ栽培技術の確立を目指し、品種のポテンシャルを如何に引き出すかをテーマに、大学の研究者も参加するグループです。
同時にこの試みは、ブドウ栽培の新しいスタイルとして、農家がワイン造りに積極的に参加し日本のワインの品質をさらに向上させることを意味します。
2008年甲州種を使ってシャトー酒折が初めて造りました。
栽培面から甲州種の持つ風味を引き出すことに力を注いだ結果、これまでにない凝縮感が生まれ甲州種の新たな可能性を感じることの出来るワインができました。
1樽分(約300本)しか造られなかった幻のワインです。

【Blanc】 Bourgogne Blanc"La Tufera" 2005 Etienne Sauzet グラス1,200円
ブルゴーニュ白の産地 ピュリニー・モンラッシェ村を代表する造り手
一番下のクラスのブルゴーニュ・ブランですが、こちらは通常のブルゴーニュ・シャルドネ表記
では無く、”La Tufera”とあります。詳しい資料は無いのですが、区画が限定されたものだと
思われます。
ソゼですから、村名クラスと言ってもおかしくないくらいの味わい。ピュリニーらしいミネラル感たっぷりで、しかも2005年の当り年ですから間違いはないです!

【Rouge】 Domaine Geoffrenet-Morval ChateauMeillant Extra-Version 2007 グラス1,000円
ロワール地方VDQSシャトーメイヤンのなかでも素晴らしい評価をうけるドメーヌ・ジョフルネ・モルヴァルのワインです。
初めて飲むワインです。てか「VDQSシャトーメイヤン」なんて産地、ソムリエ試験にも出てきません。
正直知りませんでした。
品種はピノ・ノワール80%とガメイ20%。それってピノの多いパスグラじゃん!
紫色の花、シラー?を思わせる軽やかな赤です。

【Rouge】 Cuvee Haute Tradition Bergerac 2005 グラス 1,200円
フランス南西地方ベルジュラック
ブドウ品種 メルロー、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン
ボルドーの南西にある地域でボルドー品種が主に使われています。
全体に深みがあり、スモーキーでスパイス、獣香、チョコレートなどさまざまな濃いワインの
要素を持っています。

【Rouge】 Clos St.Martin Saint Emilion Grand Cru 1997 グラス1,500円
サンテミリオンの小区画、サン・マルタン教会の司祭の畑でもあり、今ある醸造所は司祭の家であったが、ソフィー氏の曾祖父1850年に購入して、今に続いている。
教会所有畑の優秀さはフランス中どこでも同じ。
そのブドウをワインにするのが、優れた醸造家であるベノワ・テュルベ・デロワ氏と、コンサルタントのミシェル・ローランだ。俗に言う「ミシェル・ローランっぽさ」はテロワールが良くなればなるほど目立たなくなるというのが経験から言えるが、クロ・サン・マルタンはまさにその好例。
最上のサンテミリオンのみが持つビシッと筋の通った骨格は、多くの人がローラン的と比喩するモッタリした甘さやフカフカした質感の対極にあるもので、エレガントな酸とシルキーでいて強いタンニンに支えられた濃密な果実味が素晴らしい。しかも12年の熟成感が滑らかさを際立たせている。

【Rouge】 Aloxe-Corton 2006 Tollot-Beaut グラス1,500円
今回の目玉です。
村名クラスをグラスワインで飲めるなんてこのご時勢なかなか無くなりました。
アロース・コルトンは白の特級コルトン・シャルルマーニュに隠れてはいますが
良いワインの産地でもあります。
トロ・ボーは、1世紀近くにわたってレベルの高いワインを送り出し続けている偉大な生産者です。
古典的な造りをする生産者ですが、なんとも香りの高いブルゴーニュでも南のボーヌと思わせる
しっかりとした黒っぽい果実のニュアンスがあります。
飲んで思わずにやけてください。そんなワインです。